更年期障害の鍼灸治療
「更年期の不調をなんとかしたい」
「疲れやすくて、のぼせや汗も気になる…」
このようなお悩みはありませんか?

当院には更年期の様々な症状で多くの方々がご来院されています。
更年期は変化の時期です。体の不調だけでなく、気分の落ち込みや不安・イライラを感じやすくメンタル面も不安定になりやすいのが特徴です。気持ちがふさぎ込んでしまい、ご自分の体調に対して自信が持てずに悪い方へ悪い方へと考えてしまう方も多いです。
鍼灸は自律神経・ホルモン・免疫機能など心身のバランスを整えることが得意な療法です。お一人で悩まず、ご相談いただければ嬉しいです。
このようなご相談をいただいております
- 疲れやすい
- 首から上がカーっと熱くなる
- イライラを感じやすい
- 気分が落ち込んで悪い方に考え込みやすい
- 首や肩のコリがツラい
- 頭痛がおきやすい
- 汗をかいて止まらなくなる
- 生理がとんだり周期が乱れたりする
- 関節がこわばったり動かしずらい
- 気が高ぶって眠れない時がある
施術内容のご紹介
更年期に現れる不調は長期間同じ症状が続くこともありますが、数日で変化することもあります。そのため当院では同じ方であっても治療のたびに施術の内容が変わることも少なくありません。
更年期障害の治療のベースとなる「腎」の働きを整えたり、エネルギーを補うことと同時に、患者さんの体質や今感じている不調に対しての治療を組み入れ、身体全体を総合的に診て施術しています。

東洋医学からみた更年期障害
東洋医学では7の倍数の年齢で女性の体調に変化が現れると考えます。
35歳、42歳、49歳、56歳…と目安ではありますが、この年齢を節目に今までには感じたことのない不調や体調の変化を感じたことがある方も多いのではないでしょうか。
これを東洋医学では、「腎」(じん)の働きが年齢とともに変化し低下することと考えます。
女性の身体に大切な「腎」の働きとは
- 成長・発育・生殖機能
- ホルモン・免疫機能
- 泌尿器系・排泄機能
- 生命を支えるエネルギーの貯蔵
- 骨・脳・髪を育てる
- 耳・尿道口・膣・肛門の機能を維持する

心配な事をご相談ください
更年期は一般的に45歳~55歳位までの10年間と言われています。10年とはとても長いですね。その間にいろいろな症状や不調が現れたり消えたりして、自分の身体なのに思うようにならないことが増えてしまう事がイライラや不安を感じるきっかけになったり、「こんな症状は私だけ?」と心配を一人で抱えてしまう方も多いようです。

当院にお越しの患者さんから
「ここで先生に話をしたり聞いたりすると、気持ちの整理ができて前向きに考えられるようになるんですよ。」といったお声をいただきます。
心配したり考えすぎてしまうことはエネルギーを消耗し自律神経のバランスも乱れやすくなります。
更年期をできるだけラクな気持ちで過ごすためには、ムリをしないで気持ちや身体を芯から休めることが大切です。
お休みするのが苦手な方・つい頑張ってしまう方も多いかと思いますが、ひと時でも心と体がゆったりする時間を当院でお過ごしいただければと思います。

更年期障害とは
更年期に入ると、卵巣の働きが衰え始め女性ホルモン(特にエストロゲン)の分泌量が急激に低下します。このエストロゲンの低下により脳の自律神経中枢の働きが乱れ、自律神経・メンタル面・身体面に様々な不調を引き起こします。
自律神経の乱れ
- のぼせ
- 顔のほてり
- 発汗
- 不眠
- 動悸
- めまい感
メンタル面
- 憂うつな気分
- やる気がおきない
- 外出がおっくうに感じる
- 気分が不安定
- もの忘れが多い
身体面
- 肩こり・腰痛・関節の痛み・手のこわばり
- 疲れやすい
- 頻尿・残尿感・膀胱炎のような症状
- 膣や尿の出口が染みる感じ
- 性交時の膣の痛み
このように身体のあちらこちらに様々な症状が現れますが、その症状の裏に他の病気が隠れている場合もあります。「きっと更年期だから。」と決めてしまう前に、まずは病気がないことを知るために婦人科の受診をおすすめいたします。