院長紹介

●鍼灸師:赤岩 優子(あかいわ ゆうこ)
●東京都出身 1971年生まれ A型
●2007年:早稲田医療専門学校卒業
●2007年:厚生労働大臣認定
公益社団法人 日本鍼灸師会所属
公益社団法人 東京都鍼灸師会所属
治療経歴
鍼灸専門学校に在学中より都内美容サロン、美容皮膚科にて主にフェイシャル美容の施術に携わる。
はり師・きゅう師資格取得後は東京世田谷の翁鍼灸治療院にて治療経験を積む。
その後都内美容サロンにて美容鍼のメニュー立ち上げに携わる。
2010年恵比寿にホリスケア恵比寿を開院。
2012年現在の場所にアイリスはり灸院を開院。
鍼灸師になったきっかけ
私が鍼灸師資格を取得したのには2つの理由があります。
①自分自身が不調や症状で困ることが多く、それを改善したいといろいろな事を勉強する中で東洋医学の身体の診方や治療に興味をもちました。ツボ・鍼・お灸・経絡など部分的にではなく身体全体をとらえて治療に活かす…という考え方や、薬と違って無理に身体を変えようとするのではないことから副作用がほとんどなく、身体が本来持つ働きや治癒力を高めるという効果が素晴らしいと感じました。
②スキンケア商品の販売やフェイシャルエステティシャンのお仕事でお客様のお肌を見たり触れている中で、お肌には体調や体質の状態が現れると実感しました。
それであればスキンケア商品を紹介したりエステの施術をするだけでなく、身体の内側から整えることで何かできることはないだろうか…?という思いが沸き上がってきました。そして今までは自分自身のために興味の範囲で勉強してきた東洋医学について鍼灸の資格を取って治療ができるようになりたい!そう思い鍼灸師を志しました。
自分自身の経験をもとに
私は、子供のころから体調を崩しやすく、歳を経るごとに現れる症状が変わってきたため、結果として今までにいろいろな病気や症状に悩んできました。
そんな自分自身をなんとか変えたいと子供心に思い、健康や身体について本などで調べたり試したりすることを30年近く続けてきました。そのことが今の自分につながっています。
何かの症状がある時、それに対していろいろな面で工夫することで日常生活が少しラクになったり、気持ちが軽くなったりすると思いますが、その工夫の1つに東洋医学による身体の診方や鍼灸は大いに役立つと思っています。

私自身、鍼灸によって症状が緩和された経験がたくさんあります。特に生理痛・膀胱炎・腎尿路結石の痛み・片頭痛などの痛みに対しては鎮痛剤の量を減らすことができました。
このような私自身の経験がどなたにでも当てはまるとはいえませんが、身体の不調や病気でお困りの方に少しでも役立つことができれば嬉しいです。
いろいろな症状を経験したことで、患者さんのいたみや不調にできるだけ近い気持ちでありたいと思っています。「ていねいに」「大切に」患者さんに向き合うという心の姿勢を大切に治療に取り組んでまいります。

振り返れば不調だらけ!
子供時代からの私の不調や症状をご紹介します。
敏感な子供時代
とにかく体調を崩しやすい子供でした。
●風邪を引きやすい
●下痢を頻繁におこす
●人ごみの中にいると胃が痛くなる
学生時代の困りごと
思春期は身体的にも精神的にも不安定でした。
●生理痛がひどい
●首や肩がこる
●冷え性
●下痢を起こしやすい
●腰痛(脊椎分離症)
社会人になって
心も体も緊張を感じやすいタイプだったようです。
●生理痛で仕事中たおれる
●片頭痛を感じ始める
●首や肩はいつもこっている
●腎尿路結石を繰り返す
●膀胱炎になりやすい
●腰椎椎間板ヘルニア
始まった更年期
新たな不調に向き合う時期です。
●片頭痛が時々おきる
●肩や首はこりやすい
●時々お腹をこわす
●急に暑くなって汗をかく
身体のために自分でできること
「身体のために自分でできることって何だろう…」そんな疑問を常に持ちながら、興味をもった事に挑戦し技術を習得したり、私なりに工夫を積み重ねていきました。
それぞれの療法の良い点を私が行う施術に取り入れたり、患者さんへの日常生活でできるアドバイスに活かしています。
足つぼ反射区療法
台湾の若石法を習得しました。左右の足それぞれに20分の反射区療法は、目が飛び出るような痛みですが、慣れてくるとウトウトするほど気持ちよい不思議な刺激です。
リフレクソロジー
ヨーロッパ式の足つぼ刺激も習得しました。若石法に比べて刺激はソフトです。香りのよいパウダーやアロマオイルなどを使用します。
ツボ押し
本を見ながら自分の症状に効果のありそうなツボを探して押していました。東洋医学の考えに初めて触れたのがこの時です。
ツボや経絡という目に見えないものに、神秘的なイメージを感じていました。ツボを押すととても響く場所とすこしずらしただけなのにあまり響かない場所があることが不思議に思えて、その不思議な感覚に興味が湧きました。
ツボの名前には漢字が使われていますが、それにも1つひとつ意味があり名前が付けられています。
アロマテラピー
基本的な知識を得るため2級を取得しました。
もともと強い香りが苦手で香水をつけると自分の匂いで気持ち悪くなる人でした。
アロマテラピーはその香りに対してというよりも、嗅覚のもつ人への効果に興味を持ちました。原始的な感覚は正直ですね。当院でもアロマを焚いて皆様をお迎えしております。「あーいい香り♪」そう思っていただければ嬉しいです。
素晴らしい効果
鍼灸師として治療する立場になり私自身が感じている鍼灸の効果それは、
【その人が持つ本来の身体の働きや治癒力を自然に引き出す】効果です。
はじめは症状や不調で元気のない患者さんが徐々に症状が良くなり、気持ちが前向きなったり意欲が湧いてきている様子をみると、その変化に私も大変嬉しくなります。
ムリに変えようとしたり、副作用が強い療法ではなく身体にそっと寄り添ってくれるような自然な療法だからこそ、先人から引き継がれ今日も世界中の沢山の人々に親しまれているのだと思います。
