頻尿の鍼灸治療
「薬の効果をあまり感じられない…」
そんな思いを感じていませんか?

当院には膀胱炎をきっかけに頻尿になった方・心因性頻尿・神経性頻尿・過活動膀胱の症状でお困りの方、薬や漢方薬を飲み続けることに不安を感じている方、できるだけ薬を減らしていきたい…といった方が多数ご来院されています。
施術内容のご紹介
下記のチェックポイント診ながら、東洋医学にもとづいて問診・脈、舌の状態などから患者さんの心身の状態をトータルにとらえて施術内容を組み立てます。
- 「熱」(炎症)を起こしてないか
- 精神面の緊張や疲れの状態
- 体力面での疲労の具合
- 冷えの場所・程度
- ホルモン・自律神経のバランス
- 「水分代謝」にかかわる臓腑の働き

東洋医学による頻尿のとらえ方
東洋医学では頻尿を単に膀胱の働きの異常ではなく、「水分代謝」に関係する臓腑の不調によって引き起こされると考えます。
水分代謝に関係する主な臓腑は、「腎」(じん)・「脾」(ひ)・「肺」(はい)・「肝」(かん)などです。
これらの臓腑に不調が生じると、体内に存在する「水分」の異常から膀胱に炎症を起こしたり、精神的な緊張などから頻繁に尿意を引き起こすようになります。
他に疲労の蓄積や加齢によるもの・冷え・体を温めるエネルギーが少ないなど、ベースとなっている体質の影響も大きいと考えます。

女性ホルモンと自律神経の影響
頻尿に関係する「腎」はホルモンバランスの調整という役割もあります。
頻尿は女性ホルモンの変化に影響を受けやすい症状です。生理前など女性の体に不調が生じやすい時期は頻尿の症状が強まるというケースが多くみられます。
また、ホルモンバランスや年齢による体調・体質の変化も影響します。
自律神経の乱れにより、治癒に時間がかかる方もいらっしゃいます。
当院には10~60歳代の方が頻尿の治療でお越しになっています。女性のデリケートな体調の変化に合わせて、きめ細やかな調整をしながら治療しております。
どうぞお気軽にご相談ください。

このようなご相談をいただいております
●膀胱炎をきっかけにトイレが近くなった
●トイレをした後すぐに行きたくなる
●いつトイレに行けるかわからないと思うと急に行きたくなる
●家にいる時はトイレは気にならない
●家にいる時の方が違和感を感じやすい
●夜2回以上トイレに起きる
●急にキューっとするような切迫感を感じる
頻尿とは
尿が近い、尿の回数が多いというのが頻尿の症状です。一般的な回数の目安は一日の排尿回数が8回以上で頻尿とされますが、個人差もあります。ご自身が「トイレが近い」と感じる場合、頻尿となります。
頻尿の原因
- 過活動膀胱(膀胱が勝手に収縮する)
- 残尿(排尿後も尿が膀胱に残る状態)
- 多尿(尿の量が多いこと)
- 膀胱炎(細菌感染による炎症)
- 心因性(トイレのことが気になる)
- 腫瘍(膀胱がんなど)